関節系成分「グルコサミン」を徹底比較!グルコサミン解説コンテンツも満載!
変形性関節症の治療法
「グルコサミンとコンドロイチン硫酸の研究と分析」
こちらのコラムでは変形性関節症の治療法についてご案内していきたいと思います。
さて、プログラムの内容を一通り紹介したところで、今度は、そのグルコサミン、コンドロイチン商品についてもお話ししなければなりません。
商品のパッケージにはどれも、もっともらしいことが書いてありますが、全部同じ成分とは限りませんし、内容の割には高価なものもあります。改良の余地がある商品よりも、最初から品質の良いものを選びたいものです。
グルコサミン、コンドロイチン硫酸、および、グルコサミンとコンドロイチン硫酸の複合物の商品を購入し、分析してみました。
分析は、ジェームス・レスリー博士とナタリー・エディングトン博士の指導の下、メリーランド大学ボルチモア校の専門研究所で行われました。
この専門研究所は、国立衛生研究所、食品医薬品局、連邦環境保護局などの政府機関や、製薬関連企業の依頼を受けて様々な研究を代行する機関です。
分析は標準的な方法で行われました。誤差をなくすため、各商品につき、3錠をサンプルとして分析します。各サンプルについて、グルコサミンあるいはコンドロイチン硫酸の含有量を調べました。
ただし、n−アセチル系のグルコサミンについては測定できませんでした。
サンプルは、すべて健康食品店や薬局で販売されているものです。驚くべきことに、パッケージに表示されている含有量と、実際にサンプルから検出された含有量が一致しない商品もありました。
グルコサミンの種類は複数あり(グルコサミン硫酸、塩化水素系、D−グルコサミン、塩化カリウム含有のものなど)、全く異なる物質に思えるかも知れませんが、基本的にはすべて同じです。
体は、どんなグルコサミンでも同じものとして代謝しますので、形状によって作用が異なることはなく、現時点では、どの形状のものが最も良いか、などといった判断はしかねます。
とにもかくにも、グルコサミンとコンドロイチン硫酸を両方摂ることが重要です。
参考にしてみてください。
<続く>
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