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変形性関節症の治療法
「グルコサミンとイブプロフェンの比較」
こちらのコラムでは変形性関節症の治療法についてご案内していきたいと思います。
さて、前回に続きポルトガルの例です。
グルコサミンの変形性関節症に対する効果と、人によってグルコサミンに対する耐容性がどう異なるか、の2点を確認するために、252名の専門家と1208名の被験者による大規模な研究が行われました。
被験者の95%は好ましい結果が得られました。
グルコサミン自体の効果は以上の実験が示してきた通りですが、他の一般的な痛み止めとグルコサミンを比較するとどうでしょうか?
ポルトガルの専門家は、グルコサミンをイブプロフェンと比較する二重盲検実験を行いました。
集められた被験者は膝に変形性関節症を患っている者ばかりで、8週間にわたって、毎日1.5gのグルコサミンあるいは1.2gのイブプロフェンを与えられます。
はじめの2週間は、どちらも痛みに対する効果は明らかでした。
グルコサミンよりもむしろイブプロフェンの方が、効き目が速く出たくらいでしたが、2週間が過ぎてからは、イブプロフェンの効果は薄れていきました。
グルコサミンの方は、実験中ずっと効果が持続し、8週間が経った時点で、両者の効果の差は大幅に広がっていたのです。
痛みを0から3(3が最もひどい)で採点してもらうと、グルコサミンのグループの方は平均が0.8であったのに対し、イブプロフェンの方は平均2.2でした。
これに加えて、グルコサミン・グループの方の20%は膝の腫れがおさまり、イブプロフェン・グループの方は変化がありませんでした。
総合すると、良い結果が得られた人数は、イブプロフェンよリグルコサミンの方が29%多かったのです。
参考にしてみてください。
<続く>
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