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コンドロイチンはプロテオグリカン維持に有効

変形性関節症の治療法
「コンドロイチンはプロテオグリカン維持に有効」


こちらのコラムでは変形性関節症の治療法についてご案内していきたいと思います。

さて、シカゴ(イリノイ州)、ジュネーヴ(スイス)の病院の研究者たちは、コンドロイチン硫酸が関節軟骨組織の損傷の治癒をたすけるかどうかを確認する共同研究を行いました。

軟骨組織を損傷することで知られる物質(キモパパイン)が12匹のウサギの左膝に注入されました。

右膝は比較対照のためにそのまま保存されました。

実験動物の一部にはコンドロイチン硫酸が筋注あるいは経口投与されました(投与はキモパパイン注入の10日前から始まり、注入後も21日間続けられました)。

84日後、実験動物の膝が検査されました。どれだけの損傷が生じたかを見るため、膝部に残存するプロテオグリカンの量が指標とされました。

結果は、軟骨損傷処置を受けたがコンドロイチン硫酸を与えられなかった実験動物の検査では、軟骨損傷物質キモパパインによリプロテオグリカンの量が正常量(対照側膝に存在する量)の60%までに低下していることが認められました。

経口的にコンドロイチン硫酸を与えられた酸を与えられたウサギのプロテオグリカンの減少は、対照膝の76%にとどまりました。

食餌による経口投与は、実際、コンドロイチンの筋注よりもキモパパイン注入によるプロテオグリカンの減少を抑える点で優れていました。

この結果は、人工的に誘発されたプロテオグリカン減少に対する経ロコンドロイチンの生物学的効果を証明するものです。

参考にしてみてください。

<続く>

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