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変形性関節症の治療法
「コンドロイチン硫酸は関節の変性を止める」
こちらのコラムでは変形性関節症の治療法についてご案内していきたいと思います。
さて、アメリカとフランスの研究者が共同で行った研究で、コンドロイチン硫酸には変形性関節症による関節変性の進行を止めるはたらきがあることが、エックス線定量分析の結果、確認されました。
31歳から78歳までの42人の男女の膝部変形性関節症患者に、1日当たり800mgコンドロイチン硫酸もしくは、プラシーボが経口投与されました。
被験者は治験開始時と1年後の終了時に、検査とエックス線撮影を受けました。
結果は膝の大腿骨/脛骨関節の軟骨の厚さは、プラシーボ・グループではあきらかに減少していましたが、コンドロイチン・グループでは厚さが保たれていました。
大腿骨/脛骨関節の軟骨表面積もプラシーボ・グループでは減少しましたが、コンドロイチン・グループではそうなりませんでした。
これらの肯定的な結果により、研究者たちは、コンドロイチン硫酸には「軟骨正常化の特性と(関節の)構造修正作用がある」と結論しました。
これは、すなわち、コンドロイチン硫酸は痛みや腫れをやわらげるだけではないということです。
それは、関節構造によい変化を起こすことで、変形性関節症の進行を本当に止めることができるのです。
参考にしてみてください。
<続く>
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