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変形性関節症の治療法
「痛みがないのが何よりの証拠/ミラノの例」
こちらのコラムでは変形性関節症の治療法についてご案内していきたいと思います。
さて、理論的に、グルコサミンが変形性関節症の特効薬であることは理解できます。
しかし、理論と実践が必ずしも一致するとは限りません。臨床実験によって、理論の正当性を確認する必要があります。
そこで、グルコサミンが臨床実験でいかなる結果を出してきたか、具体的に見ていきましょう。
イタリアのミラノで、何年も重度の変形性関節症を患ってきた80人の患者を対象に、30日間にわたってある実験が行われました。
参加者は毎日、1.5gのグルコサミンかプラシーボ(偽薬・薬と思い込ませるだけの物質)のいずれかを与えられます。
薬を与える側も、服用する側も、誰が何を飲んでいるかがわからないようにします(この種の実験を二重盲検実験と呼びます)。
毎週、患部の様子について、痛みの度合い、皮膚の敏感さ、腫れ、動作の制限の4項目について記録します。
結果は期待通りでした。
・グルコサミンを服用したグループは、プラシーボを服用したグループに比べて、全体的に症状が軽くなりました。(73%対41%)
・グルコサミンを服用したグループでは、症状が半減するまで20日間しかかからなかったのに対し、プラシーボのグループは36日かかりました。
・グルコサミンを服用した40人のうち、20%は症状から完全に解放されましたが、プラシーボのグループ40人のうち、そのような結果を得られた者は1人もいませんでした。
参考にしてみてください。
<続く>
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