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変形性関節症の治療法
「変形性関節症改善ステップ3/生体力学分析」
こちらのコラムでは変形性関節症の治療法についてご案内していきたいと思います。
さて、推奨するプログラムには全部で9つのステップがあります。
1.徹底した医師の診察を受ける
2.傷めた関節を修復するために、グルコサミン、コンドロイチン硫酸を摂取する
3.関節にかかる負担を最小限に抑えるために、人体の構造と運動機能を力学的に改善する
4.定期的に運動する
5.関節のためを考えて、健康的な食生活を心がける
6.理想体重を維持する
7.抑うつにならないように努力する
8.必要に応じて、薬も併用する
9.前向きな思考を心がける
・ステップ3:関節にかかる負担を抑えるために、運動機能を生体力学的に改善する
生体力学とは、体の動きに伴う物理的な力を分析する科学です。
体の歪みや、筋肉・骨・靭帯・腱の不自然な使い方は、体の消耗やけがにつながります。
変形性関節症の治療において身体力学は無視できない問題です。
根本にある問題を解決しなければ、そこから派生する問題も解決できません。
車のタイヤが歪んでいると、タイヤは不規則に磨り減ります。
そんな時、タイヤを取り替えるより、歪みを直す方が先決です。
同じように、関節が歪んでいるために軟骨が擦り減っているのであれば、関節の歪みの方を直すのです。
歩き方を変えただけで奇跡的な回復を見せた患者がいます。
ナンシー・エリスは、テニスができなくなるほど悪くなった右の足首を3人の医者に見てもらいました。
「レントゲンには何もでなかったんだけど、3人の医者のうち、2人に手術を勧められたわ。」
それを拒み、彼女は生体力学の分析を専門家に依頼しました。
その結果、問題は彼女の歩き方にあるということがわかったのです。
普通に歩いているようにしか見えませんでしたが、右の射、足首、足に不自然な負荷がかかっていたのです。
数時間かけて正しい歩き方を練習し、どのような靴が足に合うかを教わると、2週間もしないうちに痛みはなくなりました。
本格的にスポーツに取り組む人であろうと、週末に気分転換程度に体を動かすタイプであろうと、あるいはなるべく運動を避けようとする人であろうと、生体力学分析は有益です。
体質的に変形性関節症になりやすい人は特に、参考になります。
分析によって、どのように関節を使っているのか、どのくらいの負荷がかかっているのか、関節を悪くするようなことはしていないかを知ることができます。
潜在的な問題を正せば、もっと深刻な問題が生じるリスクを事前に減らすことができるのです。
スポーツードクター、リハビリテーション医、整形外科医など、専門家に生体力学の分析を依頼してみましょう。
参考にしてみてください。
<続く>
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