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変形性関節症の治療法
「グルコサミンとコンドロイチンが普及しない訳」
こちらのコラムでは変形性関節症の治療法についてご案内していきたいと思います。
さて、グルコサミンとコンドロイチン硫酸がそんなに効くのなら・・・理論もしっかりしているし、実験結果も良いならば、もっと普及してもいいはず。
普及しない原因は、医学の保守的傾向と、消費者の知識、それに製薬会社の営利追求の姿勢にあります。
医者となる人は、医大生や実習生の間に薬や手術について教え込まれますが、栄養学的なアプローチは深く学びません。
医者がグルコサミンやコンドロイチン硫酸に見向きもしないのは、このためです。自分が精通していない分野だからです。
製薬会社も、グルコサミンやコンドロイチン硫酸といった健康食品や栄養補助食品には関心を示しません。
それよりも、特許が取れるような薬品の開発に投資をしたがります。
特許が取れると、商品価値が保証され、市場でのシェアも確保できるため、大きな収入になります。
ところが、健康食品(や栄養補助食品)は特許がおりないので儲かる保証がなく、大規模な製薬会社は健康食品に投資したがらないのです。
その結果、健康食品を扱うのは、宣伝にあまりお金をかけられないような小規模な会社になってしまいます。
こうして、健康食品に関する情報が一般大衆に伝わりにくい構造ができてしまったのです。
しかし、このところ、風向きは少し変わってきました。
その理由は、
・変形性関節症の研究が進み、アメリカの医学界は、それが老化のせいでもなく、免れられないものでもない、ということを認識し始めました。むしろ、軟骨基質の異常に問題があるという新しい視点に立ち、軟骨基質を治す方法を模索し始めたのです。
・薬品や健康食品産業の国際化によって、ヨーロッパで得られた研究結果や知識がアメリカにも積極的に輸入されるようになってきました。
・健康食品に関する大衆の関心が高まってきました。その一例として、老化や不眠に効くとして注目を浴びているメラトニン(日本では販売が許可されていません)が挙げられます。
・そんなメラトニンでさえ、グルコサミンやコンドロイチン硫酸ほどの実証的データはありません。
・グルコサミンとコンドロイチン硫酸の価値を認める専門家が急激に増えています。グルコサミンやコンドロイチン硫酸を広めようという専門家の努力によって、あるいはインターネットの情報網に助けられて、有益な情報が伝わり、実際の治療に起用される機会が増えてきました。
状況は着実に変わってきています。
近い将来、グルコサミンやコンドロイチン硫酸がごく一般的に変形性関節症の治療に使われるようになることを期待しましょう。
参考にしてみてください。
<続く>
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