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変形性関節症の治療法
「変形性関節症に処方される2つの薬品」
こちらのコラムでは変形性関節症の治療法についてご案内していきたいと思います。
さて、グルコサミンやコンドロイチン硫酸は、変形性関節症の症状を隠すのではなく、原因に直接働きかけます。
ですから、長い目で見て、最も効果的な療法であると考えるのです。
しかし、たとえ一時的な効果であったとしても、痛み止めにすがりたくなることもあるでしょう。
医者にお願いすれば痛み止めは簡単に手に入りますが、飲む前に、その効用や副作用をきちんと理解する必要があります。これはどのような薬にも言えることです。
変形性関節症に処方される薬品は主に以下の2つに分類されます。
・アセトアミノフェン
・非ステロイド系抗炎症剤
アセトアミノフェンと非ステロイド系抗炎症剤は両者とも、痛み止めの効果には大変優れますが、大きな違いがあります。
アセトアミノフェンには、鎮痛作用と解熱作用があります。
一方、非ステロイド系抗炎症剤には鎮痛作用、解熱作用に加えて、炎症を抑える作用があります。
変形性関節症が腫れや炎症を伴う場合、医者は非ステロイド系抗炎症剤を処方してくれるでしょう。そうでない場合は、非ステロイド系抗炎症剤ほど高価ではなく、副作用も少ないアセトアミノフェンを処方してくれます。
ただし、アセトアミノフェンにも、副作用はあります。
標準的な服用量(24時間で4g)を守れば、アセトアミノフェンはほとんど副作用がありませんが、長期間服用を続けると肝臓や腎臓に負担がかかります。実際、アセトアミノフェンの過剰投与による腎不全のケースは、アメリカ国内だけで年間5,000件にも上ります(アセトアミノフェンを飲む時は食べ物と一緒に飲み、アルコールは避ける。これだけで、腎不全になる確率は下がります)。
アセトアミノフェンでことが足りればよいのですが、関節の痛み、腫れ、拘縮がある場合、非ステロイド系抗炎症剤の方が適役です。
参考にしてみてください。
<続く>
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