関節系成分「グルコサミン」を徹底比較!グルコサミン解説コンテンツも満載!
変形性関節症の治療法
「痛みがないのが何よりの証拠/パルマの例」
こちらのコラムでは変形性関節症の治療法についてご案内していきたいと思います。
さて、ドイツから3つ、イタリアから1つ、計4つの研究所から専門家が集まり、前回のケースと同様に、グルコサミン硫酸とイブプロフェンの比較実験が行われました。
イブプロフェンを服用した100人のうち、35人は逆効果を訴え、うち7人は途中で辞退しました。
これに対して、グルコサミン硫酸を服用した100人のうち、逆効果を訴えたのは6人で、退いたのは1人だけでした。
最後に、イタリアのパルマで実施された実験を紹介します。
30人の被験者のうち、半数はグルコサミン注射を受けた後、さらに口からもグルコサミンを摂取し、後の半数はプラシーボだけを服用します。
これを3週間続けた結果、1から10の値で採点した総合的な痛みの度合いはグルコサミンの方が平均2.4、プラシーボの方が8.3でした。
他の項目も設けられ、0から3で評価してもらい、平均を出しました。
安静時の痛み : グルコサミン0.33 プラシーボ1.80
能動運動時の痛み : グルコサミン0.73 プラシーボ2.20
受動運動時の痛み : グルコサミン0.66 プラシーボ2.13
機能の低下 : グルコサミン0.66 プラシーボ2.06
以上の実践的研究は、グルコサミンが変形性関節症に対して持つ効き目を浮き彫りにします。グルコサミンは副作用をほとんど伴わずに、軟骨の退化を修復し、痛みや腫れを取り除いてくれるのです。
参考にしてみてください。
<続く>
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