変形性関節症の治療法
「非ステロイド系抗炎症剤の副作用」

こちらのコラムでは変形性関節症の治療法についてご案内していきたいと思います。

さて、継続的に多量の非ステロイド系抗炎症剤を服用すると、生命維持に必要な体の機能が邪魔され、次のような副作用を起こします。

・吐き気

・腹痛

・消化不良

・下痢

・便秘

・日光に過敏になる

・神経症になる

・混乱

・眠気

・頭痛

・胃潰瘍あるいは胃からの出血

・喉の痛み、熱（これは、骨髄の病気の初期症状の可能性もあり、フェニルブタゾンの服用と関連があります）

・手や足のむくみ、体重の増加、排尿困難（この場合は、心臓病・肝臓病の疑いがありますので、直ちに医者の診察を受けてください）

・アナフィラキシー（まれに起こる激しいアレルギー反応で、呼吸困難、飲み込むことができない、舌の膨張、めまい、気絶、じんましん、まぶたの腫れ、脈拍の乱れや動悸、顔色の変化が典型的な症状です。一刻を争うものですので、すぐに助けを呼んでくだ さい）

・高血圧

ある種の非ステロイド系抗炎症剤には、軟骨に水分を保つ働きをするプロテオグリカンの合成を妨げる作用があるのではないかと疑われています。

つまり、変形性関節症の痛みに対処するために飲んだ薬が、病気の進行を促しているのかも知れないのです。

参考にしてみてください。

＜続く＞

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